2008年10月15日
「献上品」 完成

大川内山では11/1(土)~11/5(水)に開催される
「鍋島藩窯秋まつり」合わせて献上品が完成
献上品は
江戸時代に将軍家へ献上した鍋島焼を現代風に再現した酒器
「色絵青海牡丹文瓶子」~~(いろえせいかいはぼたんもんへい し)
瓶子は毎年、城がある自治体の首長に順番に贈っており、
今年は長崎県島原市の吉岡市長に献上されます。

瓶子は、8月から下旬に40時間かけて登り窯の薪窯で本焼きし、
細密な海の波を「墨はじき」という独特の手法で表現、
牡丹の伝統的な文様を鮮やかに描いてあります。
ろくろから焼成まで全ての工程は手作業で行われます。
献上は今まで30回の自治体の献上してあります。
一番上の写真は昨年、国玉姫路城 石見利勝市長に献上している
写真です。
昨年の献上の瓶子は伝統産業会館に飾ってありますので
行かれる時にはみてください~~鍋島の技法を~~
伊万里・鍋島焼が多く方々に知っていただければと~~思います。